何に対してでも言えることですが、敵を倒すにはまず敵のことを知ることが大切です。大人ニキビに対しても同様のことが言えます。闇雲に大人ニキビを治そうとしても返り討ちに合うだけです。大人ニキビを治すには、まず大人ニキビができる原因を理解し、それに対してどういう対応をするのかを決めていくのが最も近道だと思います。

大人ニキビの原因

ニキビができる原因は基本的には2つしかない

ニキビができる原因として、ストレスや紫外線の当たり過ぎ、食生活や生活習慣の乱れなど様々なことが言われていますがこれらは主原因ではなく、これから記載する2つの真の原因を引き起こす間接的な原因にしか過ぎません。

ニキビを治すにはニキビができる真の原因を知り、その真の原因を引き起こす間接的原因を取り除く必要があります。

ニキビができる真の原因

ニキビができる真の原因は以下の2つです。

[ニキビができる真の原因]

  1. 皮脂が過剰分泌され、毛穴内部に皮脂が常に溜った状態になることでニキビができる。
  2. 毛穴の出口が角質などでふさがれることにより、毛穴内部に皮脂がつまりニキビができる。

一般的には1.が思春期ニキビの原因で2.が大人ニキビの原因になっています。大人ニキビの場合、何らかの原因でホルモンバランスが崩れ皮脂が過剰分泌される場合があり1.が原因と思うこともありますが、思春期ニキビの分泌量より少ないことが多く結局のところ1.だけではなく2.も重なることで起きます。

よって、大人ニキビの場合はまずは、2.の毛穴の出口が角質などで塞がれないようにすることが最も大切になります。

毛穴の出口が塞がれる原因とは?

大人ニキビができる原因「毛穴の出口がふさがれる」、これはなぜ起きるのか?

大人ニキビが厄介で治すのが難しいのはこの「毛穴の出口がふさがれる」原因を引き起こす間接的原因がたくさんあることです。大人ニキビがなかなか治らないという人は、自分が考えている間接的原因とは別の間接的原因の可能性があります。更に間接的原因が複数重なっている場合もあるので更に厄介です。

大人ニキビを治すには、自分が該当する間接的原因を正しく把握しそれを改善する必要があります。それでは、間接的原因にはどういったものがあるのか?

[大人ニキビができる間接的原因]

  • 食生活の乱れ
  • 生活習慣の乱れ
  • 紫外線の当たり過ぎ
  • エアコンの当たり過ぎ
  • 誤ったスキンケア
  • ストレス
  • 生理前後
  • 加齢
  • など・・・。

中には防ぎようのないものもありますが、できる限り該当するものを全て取り除くことが大切です。